一人暮らしでインテリアのおしゃれな配置を伝授!

トップ > 平成29年12月> 5日

化学物質過敏症の予防がもっとも安全な道

2017年12月5日「火曜日」更新の日記

2017-12-05の日記のIMAGE
 注意しておかねばならないのは、最近クローズアップされつつある化学物質過敏症です。一般にアレルギーが起こると考えられているよりはるかに微量の化学物質で、アレルギーや、花粉症、カゼに似た諸症状などが現れます。快適に生活するためには、避ける必要のある重要な病気です。ところ が、アレルギーや花粉症だと思っていたり、単なるカゼと勘違いしているケースが多く、社会的にはまだあまり認知されていません。  化学物質過敏症は、子どもたちや若い人だけでなく、中年や老年になってからも発生します。仕事や生活に支障があるくらい苦痛を感じる場合もあります。にもかかわらず、行政が基準をつくるときには、まったく考慮されていません。  化学物質過敏症を予防するような生活をしていれば、結果的に、発ガン性、遺伝毒性、催奇形性(妊娠中の母親に与えると胎児に奇形を起こす毒性)のある物質の影響も避けられるというプラス面があります。 そこで、化学物質過敏症をできるだけ避けるような注意と生活スタイルを提案しました。  では、化学物質過敏症はどのようにして発生するのでしょうか。特定の化学物質を一度に大量に体内に入れると、中毒が起こります。それ以降、体がその化学物質に対して過敏に反応するようになって、頭痛、せき、鼻・眼・皮膚の異常などが表れる場合があります。これまでの医学の常識では信じられないほど微量の化学物質で、短時間のうちに症状が出るのが、特徴です。  実際には、多種類のごく微量の化学物質を長い間摂りつづけることによってかかるケースが多いと考えられています。しかし、あまりにも微量のため、本人はもちろん誰も、化学物質を摂っていたと気づきません。それに、化学物質の数が多すぎて、因果関係が証明されていません。非常に多くの症状があるので、慢性疲労症候群や更年期障害などと間違われるケースも多いといわれます。

このページの先頭へ