マンション管理センターの利用も

: マンション管理センターの利用も長期修繕計画を作成する為には専門的な知識が要ります。管理組合が独自に作成出来れば良いが、困難な時には専門家に依頼して作成することをオススメします。修繕積立金の額が適正であるかどうかを判断する程度の目的ならば、前述のマンション管理センターに依頼して作成した方が良いと言えます。依頼した際の費用は2万円程度で、「いつ(修繕実施時期)」「なにを(修繕項目)」「いくらで(修繕費用)」という予測をたてて、その所要費用をまかなう為には毎月どのくらいの金額を積立てていくのが妥当なのかという筋道で、修繕積立金を算出するものです。依頼するにあたっては、建物の規模や完成時期、マンションの構造(ＲＣ、ＳＲＣ、ＰＣ工法などの別)、建築面積、形状、専有部分の床面積別の戸数、修繕積立金の残高、専有部分の間取り別の戸数、バルコニーの有無と手すりの材質、外壁の仕上げ材料、開放廊下の有無と手すりの材質、などを指定の用紙に記入して申し込みをします。マンション管理センターでは、「コンピューターによる長期修繕積立金算出システム」によって結果を申し込み者に郵送をします。