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住宅ローンを目いっぱい借りる

2017年10月23日「月曜日」更新の日記

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背伸びをして高単価のエリアで買おうとすると、当然、資金計画が問題になります。そこでどうするか。  ひとつは、住宅ローンを目いっぱい借りることです。こう言うと、「そんなにたくさん借りて大丈夫だろうか?」と思われる方も多いでしょう。  もちろん、自分たちの年収など身の丈を大幅に超えるような住宅ローンを組むのは危険ですが、かといって、これまでよく言われていたような「現在支払っている家賃の額と住宅購入のための貯蓄額の合計」に抑えておくのも疑問です。  そもそも、住宅ローンというのは個人が借りることのできる資金の中で、もっともメリットがあります。  第一に金利です。クレジットなどのキャッシングは今でも10%以上の金利がかかりますし、自動車ローンにしても3~4%するのは珍しくありません。それに比べて住宅ローンは1~2%程度、金利のタイプによっては1%を切るのです。  第二に返済期間が長い。今は、中古住宅でも一定の条件を満たせば最長35年まで借りることができます・どんなに有名な大企業でも、銀行から事業資金を借りるのでも最大5年まで。プロジェクトファイナンスなど特殊なケースでも10年ほどまででしょう。  第三に融資額です。年収や購入物件の評価額にもよりますが、数千万円から1億円近く借りることも可能です。こんなに貸してくれるのは、土地や建物を担保に取ることができるからで、他の個人向けローンとは桁が1つか2つは違います。  これら3つの特徴は実は相互に関連していて、超低金利で非常に長い期間借りることができるため、毎回(毎月)の返済額が少なくなり、それほど年収が多くなくても2000万円や3000万円くらいは簡単に借りられるのです。  ですから、「住宅ローンは無理にたくさん借りない」ではなく、「住宅ローンは上手に、たくさん借りる」のが正しいのです。  もちろん、それだけ借りて購入するマイホームは、将来もあまり値下がりしない資産価値の高いものを選ぶ必要があります。そういうマイホームを選ぶことを前提にすれば、住宅ローンは自分たちの返済能力を活用し、目いっぱい借りるべきなのです。

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