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これからは利回りよりキャピタルゲイン

2017年10月18日「水曜日」更新の日記

2017-10-18の日記のIMAGE
 不動産の資産価値は先ほど説明したように、賃料収入(インカムゲイン)と値上がり益(キャピタルゲイン)に分けられます。  そして、時代によってインカムゲインが中心のときと、キャピタルゲインが中心になるときがあります。  バブル崩壊以降、デフレ時代にはインカムゲインが中心でした。キャピタルゲインが見込めない分、価格が割安で高い想定賃料が見込めるマイホームのほうが「得するマイホーム」と言えたのです。  こうしたインカムゲイン中心の考え方は、業界はもちろん一般の購入者の間にも浸透して、今では新築マンションの販売価格に対する想定賃料の利回りは4~5%(表面利回り)になっています。  こうなると、次の段階ではキャピタルゲインで差が出てくるだろうと私は見ています。具体的に言うと、都心で物件の坪単価が高いエリアの不動産ほど、想定賃料の上昇より市場価格のほうが大幅に上昇していくのです。  そもそも、食料品、日用雑貨品なども含め、モノ全体の値段が上昇する「インフレ」に対し、不動産、株式、美術品など数量の限られた特定の資産の価値だけが大きく上昇するのが「資産インフレ」です。

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