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途中での「繰り上げ返済」の効果

2017年10月12日「木曜日」更新の日記

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 なお、住宅ローンには、通常の返済とは別に、ある程度まとまったお金を一度に返済してしまう「繰り上げ返済(正確には一部繰り上げ返済)」という仕組みがあります。  「繰り上げ返済」で返済するお金は、すべて元金の一部に充てられます。たとえば、当初3000万円借りて、3年後にローンの残りが約2800万円になっているところ、200万円を繰り上げ返済するとしましょう。これによってローンの残りは約2600万円にまで減り、繰り上げ返済した200万円分の元金にかかるはずだった利息が不要になるのです。  「繰り上げ返済」によって最終的に軽減される利息の額は、繰り上げ返済する時期が早ければ早いほど、また金利が高ければ高いほど多くなります。簡単に言うと、   ・繰り上げ返済した資金を ・住宅ローンの金利と同じ金利で ・残りの返済期間 運用しているのと同じ効果があるのです。  ここに挙げた例では(当初3000万円、金利2%、35年返済)、繰り上げ返済により最終的に280万円ほど支払う利息が少なくなります。住宅ローンの金利は以前に比べるとずいぶん低い水準ですが、それでも銀行の定期預金などに比べるとはるかに高いはずで す。200万円を280万円にするのは難しいのではないでしょうか。事前のシミュレーションでも、ぜひ「繰り上げ返済」の効果を検討しておきましょう。

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