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マイホームの「資産価値」とは何か?

2017年10月11日「水曜日」更新の日記

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 これからのマイホーム選びでは、資産価値が重要だと繰り返し申し上げています。  マイホームの資産価値とは、将来売るときに買ったときよりどれだけ値下がりが少なく売れるか(できれば高く売れるか)、また、人に貸して得られる賃料がどれくらい見込めるかということです。  こうした資産価値は、購入価格が高いか安いかとは基本的に関係ありません。購入価格がたとえ5000万円であっても、10年後に同じ5000万円で売却できるのであれば、また、今の超低金利時代に5%の利回り(たとえば5000万円に対して年間賃料250万円)が得られるのであれば、そのマイホームの資産価値はまずまずと言っていいでしょう。  もちろん、マイホームは投資とは違って住み心地や好き嫌いなどの要素も入ってくるし、それは当然のことです。しかし、これからのマイホーム選びでは資産価値を無視することはできません。  最近、マイホームを購入する人たちの間でもこうした資産価値についての意識が次第に高まってきています。  株式会社リクルート住まいカンパニーが、首都圏の新築分譲マンション契約者を対象にした調査(2014年3月発表)によると、購入理由で多いのは「子どもや家族のため、家を持ちたいと思ったから」(39.5%)、「現在の住居費が高くてもったいないから」(32.5%)などです。  しかし、それと同時に、「資産を持ちたい、資産として有利だと思ったから」(17.4%)という回答が5位に入っています。この理由を挙げた人は2003年の調査では9.1%にすぎませんでした。それが10年ほどで2倍ほどに増えてきているのです。資産価値を意識する人はおそらく、今後さらに増えていくでしょう。  逆に、住宅ローンの低金利が続いていることや、家族構成が少人数になってきていることから、「金利が低くて買い時だと思ったから」や、「もっと広い家に住みたかったから」という理由は10ポイントほども減少しています。

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