シミュレーションは設計条件を変えて何度もやろう!
2017年10月8日「日曜日」更新の日記
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- 一方、購入したマイホームの市場価格がどうなるかは、はっきり言ってわかりません。そのときの不動産市場や経済全体の状況によって大きく左右されるからです。
しかし、新築で1年目はこれくらい、その後10年目まではこれくらい、20年目まではこれくらいというふうに、何通りか仮定の数値を設定してシミュレーションしてみます。その場合、たとえば10年目までは比較的緩やかに下がるが、その後は次第に下落率が大きくなっていくとか、2020年の東京オリンピックまでは比較的堅調だがその後は大きく下がる、といった自分なりのシナリオを立てて予想をしてみるとよいでしょう。
悲観的なシナリオでも、「住宅ローンの残高」より「マイホームの市場価格」が一貫して上回っていれば安心です。売却しても差額が手元に残るからです(厳密には仲介手数料など諸費用がかかります)。
楽観的なシナリオであるにもかかわらず、「住宅ローンの残高」より「マイホームの市場価格」のほうが下回るようであれば、その資金計画はリスクが高いと言えます。
こうしたシミュレーションは、どれが正解といったことはありません。設定条件のシナリオを変えて何通りもやってみることが重要なのです。
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