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家計の負担を減らすことが出来る

2017年10月4日「水曜日」更新の日記

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たとえば新築時に5000万円したマンションが10年後の現在、4400万円で取り引きされているとしましょう。また、このマンションを賃貸で借りると月20万円するとします。すると、10年間で600万円値下がりしていますが、その間、毎月20万円分の家賃(10年間で2400万円)が浮くので、差し引き1800万円、1年当たり180万円の 収益が発生していることになります。沖式利回りは3.6%(180万円÷5000万円)です。  ここでもひょっとして、「マイホームは投資ではないのに、なんで利回り?」と思われる人がいるかもしれませんが、ここでいう「利回り」はあくまでその物件の資産価値を判断する物差しです。あまり「利回り」という言葉にこだわらないようにしていただければ幸いです。  なお、「沖式利回り」は全額自己資金でマイホームを購入した場合の計算です。しかし、マイホームを購入する際、住宅ローンを借りる人がほとんどで、金利がかかります。また、マイホームには固定資産税や建物の補修費などもかかります。マンションの場合は管理費や修繕積立金もあります。物件価格、ローンの借入額にもよりますが、年間数十万円から100万円を超えることも珍しくないでしょう。  こうして、全額自己資金で購入したものとして算出した「沖式利回り」から、住宅ローンなどの負担分2%を差し引いてなお2%以上のプラスであれば、そのマイホームのこれまでの資産価値は合格点であり、今後も期待できると言えます。  「沖式利回り」から2%を差し引いて1%台であれば、資産価値において有利というほどではありませんが、家計の負担としてはトントンでしょう。もし1%未満であれば、将来の資産価値に問題ありと言えます。もちろん、マイナスになっている物件であれば、購入を見合わせるのが賢明です。

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