メリットの反面、いくつかのデメリットもある。
2017年9月26日「火曜日」更新の日記
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- まず金利がやや高めに設定されること。といっても、2013年八月現在で平均金利は2.034%だから、民間の同じ35年固定よりは安い。
デメリットの第二は、ふつう住宅ローンを借りると団体生命保険に加人しなければならないが、民間ローンではその保険料もローンに含まれ、利用者が直接、生命保険料を払うことはない。しかし、フラット35では、保険料を毎年債務者個人が支払わなければならない。
3000万円の融資を受けた場合、最初の4年間は10万円以上を個人で支払うことになる。生命保険は加入しないでもかまわないが、その場合は契約者の死亡時にローン残債がなくならず、相続者が引き継がなければならない。加人せずに無事完済できれば、トータルで約200万円の保険料が浮く計算になる。
繰り上げ返済の手数料が無料というのもありがたいが、1回の返済額が「100万円以上」とハードルが高いのが玉にキズ。もっともそれが励みになって貯金意欲が高まるかも
しれない。
その他、フラット35のデメリットとしては、最近、民間の住宅ローンが事務手数料を引き下げてきたのに対して、フラット35では融資額の1~2%の手数料が必要になる。
民問ローンとフラット35、どちらが有利かの判断は、それぞれの置かれた経済状況にもよるから一概にはいえない。だが、長期金利はどう見ても上がる方向になるから、金利変化に機敏に対応できる人は民間ローンでいいが、そういうことが面倒な人はフラット35で固定してもよいのではないか。
また、フラット35は民間ローンと比べて審査のチェック項目が異なるので書類づくりが人変との声もあるが、精通した仲介業者もいるので、最初からパスという選択肢はないと思う。
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