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頭金はどのくらい用意すればいい  

2017年9月19日「火曜日」更新の日記

2017-09-19の日記のIMAGE
ネットに、こんな質問が載っていた。  「アベノミクスで不動産が動き出したので、妻はしきりに「買おう、買おう」といっています。いまは賃貸ですが、いずれは買うつもりでいたので、いまがそのチャンスかも、という気持ちは私にもあります。だが、頭金がまだ十分ではない。買っても人丈夫でしょうか」  マイホーム購人の決断で、最初に気になるのは頭金のことだろう。いまは頭金ゼロでもローンを組めるが、ふつうは頭金を用意する。この金額の乏しさがネックになって、躊躇している人は少なくないはずだ。  そういう人に「頭金をどのくらい貯めるつもりか」と聞くと、けっこう曖昧な人が多い。 「どのくらい貯めればいいんですか」と逆に聞かれたりする。  頭金は、多ければ多いほどいい。理想のマイホーム購入はすべてキャッシュでまかなうことだからだ。現実問題としては「購入物件の2割」というのが頭金の常識になっている。 だが、どんな物件を買うのかまだ決まっていないのだから、具体的な金額を決めようがない。私の理想をいえば、たとえば5000万円の家を購入するなら、2000万円くらいは頭金にしたい。だが、これはあくまで理想であって、それだけの頭金が貯まるまで「購入を控えよ」ということではない。  共働きで生活していても、ふつうの20代、30代で、2000万円の頭金はなかなかむずかしい。1000万円貯めるのも人変だろう。まして子供でも生まれたら、収入は減って費用はかかる一方になる。  しかも、いまのような景気回復過程にあって、不動産が動き始めているときは、頭金を貯めることに時間を費やしていると、かえって購人のタイミングを逸する。一定額の頭金が用意できたら、何とかなるだろうと決断してもよいのではないか。  なぜかというと、いまは住宅ローンの金利が安いからだ。頭金を多くするのはローンの借入額を少なくするためのものだが、現在のような空前の金利低水準の時代は、頭金にこだわるよりも上手に借りるほうがはるかにトクなのだ。  

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