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リノベーションを前提に。

2017年9月18日「月曜日」更新の日記

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好みの場所に格好の値段で見つかったが、「間取りが悪すぎる」「自分の生活スタイルに合わない」という人が、リノベ前提で買うのだ。リノベすると間違いなく資産価値が上がり、その価値は容易に下がらない。  かりに築10年で、新築価格50%減の資産価値になった物件を、リノベで25%上げておき、築15年で売りに出して購入価格で売れたなら、住んだぶんだけ収益が出たことになる。  とくに、これからは立地重視でいかなければならないから、好立地で気に入らない間取りの中古マンションを見つけたとしたら、チャンスと思わなくてはいけない。リノベーションを前提にすれば、好立地に「お金になる家」を手に入れることが可能になる。  だが、逆に落とし穴もある。ある人はリノベをするつもりで2000万円の中古マンションを全額ローンで買った。手持ちの500万円をリノベに当てるつもりだった。ところが、いざ取り組んでみるとリノベ費用が1000万円かかると判明、目論見が崩れてしまったのだ。  また、マンションによってはフローリング不可とか電気容量が変えられない、ユニットバスしか認めない、といった規則のところがある。あるいは建物自体を建て替えなければならない老朽物件。これも要注意だ。  中には、わざわざボロボロの中古を買って、自分好みに変えるのが趣味の人も増えているというが、収益性を考慮するなら、値段が安いからという理由だけで、老朽化マンションに手を出すのは危険。リノベとはいえ築20年以内が限度だろう。  なお、近年、誰もが気にし始めた耐震基準だが、新耐震基準施工(1981年)後に建てられたマンションは一応クリアしているが、この点は購人の際に建築士やマンション管理に相談して、きっちりと確かめたほうがいい。

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