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「くつろぎ」の空間と「にぎやか」な空間

2017年8月5日「土曜日」更新の日記

2017-08-05の日記のIMAGE
ただ、プライベートな空間に他人を入れたくないという人は、少なくありません。これまで私が見てきたケースでは、ほとんどの場合、前にお話ししたように、子どもの頃の生活環境が影響しているようです。まずはごく親しい人を招き入れることからはじめてみてはどうでしょうか。 私が家づくりの相談にのった、友人夫婦の話です。夫は、家にほとんど人を招き入れるという経験がなかった公務員家庭で育ち、妻は、いつも来客でにぎやかだった自営業の家庭で育ちました。「家族だけでくつろぎたいんだ。他人がいると、のんびりできないよ」「お友達が遊びに来てくれると、にぎやかで楽しいわ」どちらのいうことも、一理ありますね。解決方法としては、それぞれの価値観を知ったうえで、お互いを尊重し合うこと。この夫婦の場合は、「誰にでも入ってもらえる部屋」を一つつくること、夫が疲れて帰ってきても、お客さんと顔を合わせないですむように、その部屋の前を通らないような部屋の配置を一緒に考えました。多くの家庭でも、家族の間で「家に人を入れたい派」と「入れたくない派」に分かれますが、ちょっと工夫することで、双方がストレスを感じることなく、人を招き入れる場所をつくり、運をアップしていくことができるのです。まず、運気をあげる一歩として、「この部屋だったら人を招き入れてもいいな」と思う部屋を決めてください。マンションでは、玄関に一番近い部屋かリビングになるでしょう。そして、もう一つ大切なこと。それは、どんなときでも「この部屋だけは、いつ人を招いてもいい」というようにスッキリと片づけておくことです。お気に入りの照明や家具、絵画などを飾ることで、少し自慢したくなるような要素を取り入れるのもコツです。

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