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もっと都会の良さを知ろう

2017年7月30日「日曜日」更新の日記

2017-07-30の日記のIMAGE
 青山に五坪の敷地に建坪3.5坪の五階建て、つまり総建坪17.5坪の家を建てて住んでいる友人がいる。こんな狭い家だから、もちろん居間もなければ、応接間もない。食事も、台所の5、60センチ角くらいの調理台兼食卓でとる。こんな状況だから、よほど親しくない限り客も呼べない。しかし、彼と彼の家族はそんな生活にまつたく不便を感じてはいないようだ。  その家のすぐ後ろには、有名なぎょうざ屋さんがあり、その少し先には中華レストランがあり、焼き肉屋があり。イタリア・レストランがあり、喫茶店があるというように、自分の家の半径百メートルの中に、東京でもおいしいことで有名な店が揃っている。だから、来客があれば、それらの店のどこかに行けばいいし、ちょっとゆっくりと休みたかったら、喫茶店に行けばいい。  私も代官山という東京の中でも比較的都心部に住んでいるから、家を出てちょっと歩けば何でも問に合う。つまり、都会には、いろいろな施設が密集し、集積されているので、手近にそれが手に入れられるのだ。  まさに皆で共有しているという感じのタクシーがそうだ。郊外の駅などではタクシーの台数も少なく共有性が生かされない。先だっても地方の町で、タクシーを呼ぼうと思ったら、その町には3台しかタクシーがなくて、今日は結婚式で全部出払っているから、一日中使えないという。人口1万くらいの町はそんなもので、仕方がないから隣の大きな町から、無線で呼んでもらって30分待って乗った。  それが東京であれば、1300万人が住んでいるから、まずタクシーに乗ろうと思えば、深夜の赤坂、銀座、六本木などという特殊地域を除き、せいぜい10分、15分のうちに拾うことができる。

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