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建物に投資して"利用価値"を創造し、循環利用するべきではないですか?

2017年5月19日「金曜日」更新の日記

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住生活基本法〈平成18年6月施行〉日本の住宅のあるべき姿を示した基本理念でありますが、高度成長時代に発効された住宅が不足していた時の「住宅建設計画法」に替わり、「住生活基本法」が制定され、全国計画が策定されました。10年先の住生活に関する目標値を定め、5年ごとに内容が見直されます。この「住生活基本法」は次の4つの柱により良質な住宅と環境を創出し、生活者のニーズにあった住宅が市場に供給されることを目指しています。①良質な住宅ストックの形成及び将来世代への継承②良質な居住環境の形成③多様な居住ニーズが実現される住宅市場の環境整備④住宅の確保に特に配慮を要する方々の居住の安定確保ここで私たちがまず認識しなければいけないのは、住宅の数は充足され、建設政策からストック重視の政策に転換されたということにあります。建物スクラップ&ビルド時代は終焉を迎えなければなりません。もちろん全ての建物を残す必要はないですがしっかりと見極め、手直しも加えながらストックを形成し、将来世代への継承に投資しましょう。次に周囲の環境にも目を向け、良質な居住環境の形成に投資しましょう。そしてニーズに合わせて新たに作ることばかりに奔走するのでなく、多様な居住ニーズが実現される住宅市場へ投資しましょう。更には高齢化社会に配慮して目的に応じて必要となる居住空間の確保へも投資しましょう。大切な資金ですから、少し先を見て、少し周りを見て、少し配慮して価値を生む住宅創りに活用しなければなりません。生み出された価値が個人主義的なものでなければ、必ずや循環利用されますが個人主義的なものであったならば、スクラップ&ビルドされます。これは資産へ投資するか、スクラップヘ投資するかのご選択となります。ご一緒に選択していきたいのです。また、投資に投じるもの(投じることのできるもの)は、お金だけではありません。私たちの意識改革(発想の転換)・新たな価値観によって生まれるはずであろう時間的ゆとりを活用し、皆さんが個々にお持ちになっている才能・能力・経験等を近隣・地域・街づくりのために投資(投じる)するのです。その結果として、コミュニケーションも良好で良質な居住環境の形成がなされ、私たち一人ひとりも恩恵に与ることができるのです。ご一緒に選択していきたいのです。

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