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結露対策

2017年9月15日「金曜日」更新の日記

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家具の裏や押し入れ、クローゼットの中や壁の内側、窓面など、気温の低い場所ではそれが結露に変身し、やがてカビが発生するのです。カビが繁殖するとカビをおもな主食とするダニが発生し、このカビやダニがアレルギーの主な原因となる、というわけこうした、湿気の溜まり場→結露→カビ→ダニ→シックハウス症候群……という最悪な連鎖を引き起こさないためには、以下のことに気をつける必要があります。 ①窓を開けたり換気扇を弱く回したりするなど、常に換気を心がける。気密性の高い家では、外気を取り入れないと湿気はこもる一方です。換気を習慣にしましょう。 ②家の中全体の温度をなるべく一定に保つ。締め切った部屋や収納の内部など、冬場、一歩足を踏み入れるとヒヤッとするぐらい寒い場所はありませんか?室内の間仕切りやドアなどをなるべく開け放し、部屋や場所による温度差を極力つくらないことです。水蒸気は家中に均等に分布します。前述した通り、寒い場所は暖かい場所より空気に湿気を含むことができない分、早く結露が起こりやすいことをお忘れなく。押し入れやクローゼットなども頻繁に扉を開けて、中が冷え過ぎないようにしましょう。 ③湿気を吸う素材や除湿器などは、水蒸気の発生源に使う。湿気を調整してくれる珪藻土や漆喰、除湿器などは、結露が起こる窓の近くなどに使うと効果的と誤解されがち。発生源に使いましょう。 ④環境に合わせた断熱の方法を工夫する。以上の点を注意して、結露が起きないようにぜひ工夫してください。 かく言う私も結露に関しては身をもって体験し、発生する条件に気づいたことがあります。自宅では常に浴室やキッチンの換気扇を弱で回しているのですが、冬の寒い時期、数日留守にする間、止めて出かけたことがありました。帰宅後再び換気扇のスイッチを入れるのを忘れて入浴、就寝。するともう翌朝には、しっかり北側の窓が結露していたのです。拙宅に限って言えばですが、換気扇を回している限り結露したことがありませんから、いかに気密性の高い住宅での換気不足が結露を招くかということが、体験としてわかhソました。壁と窓ガラスがぐっしょり濡れているのを見て、これだけ表面が結露してしまったのだから、水蒸気のヤツは壁の内側にもラクラク入り込んでしまったのだろうな、と青くなったものです。壁の内側がカビてしまったら、特に共用住宅ではどうしようもありませんから、気をつけなければいけません。"

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