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内断熱の欠点

2017年9月13日「水曜日」更新の日記

2017-09-13の日記のIMAGE
やはり内断熱のほうが一般的な手法と言えるでしょう。なぜ内断熱が悪いような言われ方をされてしまうのでしょうか。それは、内断熱の建物-つまり現状のほとんどの家で、室内に水蒸気が多くなって湿度が上がり過ぎることと関連があるのです。室内の水蒸気は通常、湿度の低い外部に向かって移動するため、その途中、通り道である壁の内部で結露しがちです。結果として内断熱が施された壁内部はカビてしまい、内断熱が結露とカビを引き起こしたとされてしまうわけです。「内断熱そのものが結露の原因のように言われていますが、ほとんどの場合は、水蒸気の多い生活空間での換気不足という住まい方が原因。そうした住まい方で内断熱にした場合、特にグラスウールなどを使っていると、結露しやすいのです。外部と内部の空気が入れ替わるように常に換気をしていれば、内断熱でもまず問題はありません。さらに、壁内の室内側に防湿シートと言われるような、水蒸気が室内から壁内へ入るのを防ぐ材料を施すとよいでしょう」(柿沼さん)ここでも、とにかく換気が大切ということですね。いろいろな人が違う立場でそれぞれの意見を主張している断熱論争に惑わされないようにしましょう。

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