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自分史』をつくらせています

2017年8月19日「土曜日」更新の日記

2017-08-19の日記のIMAGE
藤原によれば、この試みは蒲田支店ができたころからだというから、すでに十年近い歴史を重ねていることになる。こうして、営業担当の個人的魅力も大いにアピールし、距離感を近づけたうえで、顧客の資金事情、住みたい地域、マンションか戸建かなどの顧客ニーズを把握し、それぞれの顧客に最適・最良の住宅を紹介する。  このようなスタンスで、住宅流通事業部は、コンスタントに年間五〇〇件前後の契約をまとめあげている。住み替え、買い替えのニーズは決して絶えることはなく、永続性のある事業として、住宅流通事業部はリビングライフグループのなかで、いまも中核的な存在となっている。現状、日本における中古住宅の取引数は、欧米と比較し低い水準となっているが、住宅政策は、いま「ストック重視」へと転換が進められていることもあり、住宅流通がより活性化していくことが期待されている。炭谷は大きな追い風を感じながら、住宅流通事業部をより大きく成長させていく考えだ。仲介手数料売上一〇〇億円を目標に掲げ、関東一円に支店展開を進めていき、ゆくゆくは五〇〇人体制にまで拡大させていく計画である。同事業部が先行的に事業エリアを拡大させていき、そこで得た市場ニーズを他事業へとつなげ、水平展開でグループ全体の成長力強化をはかっていきたいとしている。〈コラム〉住宅流通事業部少数精鋭体制で発揮する抜群の販売力が誇り執行役員蒲田支店支店長藤原大輔現在、事業部の社員構成は営業が五〇人、内勤が二一人という体制です。このエリアでは、販売力でピカイチだと自信と誇りを持っています。 この人数で、常時、蒲田支店だけで八〇現場以上、川崎支店でも三〇現場以上扱っており、毎週一〇〇現場を超える現地販売会を行っています。もちろん、絶対的にスタッフ不足であり、受付要員として臨時スタッフにも活躍してもらっています。臨時スタッフといっても土日などには営業社員と一緒に朝礼を行い、みんなで円陣を組んで出陣する……。事実上、社員と変わらない業務をこなしています。長い人では十年以上の経験を重ねている人もおりますね。不動産に限らず、営業というのは人間力が問われる仕事だと思っています。入社を決めた動機も、炭谷の人柄にふれ、こういう人間の近くで仕事をしたいと思ったからです。ですから、受付担当の臨時スタッフを雇用する場合も面接をじっくり行い、印象のよい人、人に好かれやすい雰囲気を持っている人を選ぶようにしています。毎朝、支店の課長が臨時スタッフ対象の朝礼を行い、その後にまた、営業社員を含めた朝礼を行うという二段構えで、みんながリビングライフの精神、つまり、リビングライフでは何を大事にしているかを浸透させるように努めています。トータルソリューション企業であるというリビングライフの特色は、住宅流通事業部にとっても大きな強みになっています。 たとえば、ご購入いただいた後、転勤になったというお客さまがいらっしゃったとします。こうした場合にも、当社には賃貸部門がありますから、賃貸に出すお手伝いができます。売却、あるいは買い換えのご相談もグループ一丸となることにより、多様なニーズに対応できるのです。住宅流通事業部はリビングライフ創業時からの事業部ですし、現在も、リビングライフの中核を担っているのだと自負しています。今後は、これから盛んになるだろうと予測されている中古住宅領域に力を入れていく方針です。当社では、専属専任媒介契約を結んでいただいたお客さまの戸建住宅に対し、無償検査を実施し、一定の基準に適合した物件には五年間の瑕疵保証をつけて販売する「リビングライフみらいえ」というサービスをすでにはじめています。現在は、戸廸住宅のみに対応したサービスですが、条件が整い次第、中古マンションへのサービス拡充を予定しています。また、お客さまとの長期的な信頼関係の構築をめざし、当社からご購入いただいたお客さまがご売却する場合には「検査十保証」をセットにし、より売却しやすい環境を整えたいと考えています。また、将来的には、「中古十保証」だけではなく、ご購入者さまが自由にリフォームすることができる「中古十リフォーム十保証」という枠での新商品の開発をしたいと考えています。 そして、このような良質中古住宅の提供を通して将来の空き家増加問題に取り組むことで、より社会に必要とされる会社へと発展させていきたいと考えています。初めて家を持とうとする方が、より購入しやすい商品企画をすることが、私どもの使命です。住まいを通して生涯幸福設計を提案するという3KM理念にも通じると思います。◆3KMで資格取得を確実な目標に私は大学新卒で入社し、社会のことや不動産のことなど何一つわからない状態から、ここまで育てていただき、リビングライフには本当に感謝しています。教育は基本的にはOJTで行われ、いまも同じように部下の教育にあたっています。当社の特徴である3KM理念が、教育から日々の活動まで、背骨のように一本通っているので、教育の成果も目に見えて上がっています。リビングライフは社歴も若く、社員の平均年齢も非常に若い会社です。会議でも活発な意見がバンバン出て、活気にあふれています。上司・部下という立場を超えて、なんでも話し合える雰囲気があり、社内のまとまりもすごくいいのです。社員一同、「3KM精神」を共有していることが関係しているのでしょう。私は部下に対してよく、「仕事では個人主義になるな」といっています。それは個人プレーではなくリビングライフとしてのチームプレーをしろ、という意味です。住宅流通事業部では、一人のお客さまに対して三~四人でチームを編成、「営業部」「契約課」「ローン課」「広告企画課」のスタッフがそれぞれの専門性を生かしつつ、いつでもフォローし合える体制を整えています。 たとえば、あるお客さまの営業担当が子どもの運動会があるから仕事を休むという場合でも、会社として滞りなく対応できるようにしているのです。これはほかの業界ではあたり前に思えることかもしれませんが、「自分の担当するお客さまのことを他人には知られたくない」という意識が強い不動産業界では、このようなシステムを実現している会社はまだまだ少ないというのが実情です。当社では、こうしたフォロー体制をいち早く整えることにより、お客さまのご要望にも即座に対応できるようになり、結果、そのほうが成約にも結びつきやすいということもわかってきました。「集団の目標」と「個人の大切な部分」を同時にかなえるという、一見、相反する目標の両立が3KM理念によって可能になったのです。初めて3KMに出合ったときには。「社会に出て仕事をするというのはこういうこともするのか」と思った程度の認識しかありませんでした。でも、+二年経過してみると、手帳に書き込むことで、目標が明確に意識できるのだとわかるようになってきました。毎年、正月休みに、「3KM手帳」に自分なりの年間目標、将来目標などを書き込み、その達成をめざした結果、「宅地建物取引主任者」など、目標に掲げた資格取得はほぼ予定どおりにクリアしてきました。入社以来の手帳は全部保管してあり、「十年前はどんなことを書いていたんだろう」と、これまでの手帳を取り出して見ることもよくあります。これまでの自分の歩みを顧みるよい機会になるのですね。個人・家庭・会社と目標設定が分かれている。これも考え方を整理するうえでよい指針になります。3KMをペースに、人生を進められたからこそ、今日の自分があるとしみじみ思うことがあります。現在の目標は、事業部のスタッフ全員が宅地建物取引主任者や住宅ローンアドバイザー、さらには専門性の高いファイナンシヤルプランナー、ホームインスベクターなどの資格を取得し、お客さまのどのようなご要望にも応えられる集団をつくることです。 まだまだ未熟ですが、最近は仲介という仕事をさらに極めていきたいという強い思いがあります。住まいは人生の基盤です。その重みを誇りに変えて、それぞれのお客さまが望まれる生活スタイルの実現のために最高の物件をご紹介していきたいと。いっそう意欲を燃やしています。

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