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クリエイティブ"な散らかりは大目に見る

2017年8月4日「金曜日」更新の日記

2017-08-04の日記のIMAGE
「部屋の状態は、住む人の心を表わす」といいます。スッキリと片づいた部屋にいれば、それだけで心地よく、清々しい気持ちになってくるものです。一方で、興味深いことにアインシュタインやスティーブ・ジョブズをはじめ、独創的、クリエイティブな人たちの机の上は、散らかっていたともいわれます。では、「散らかった部屋」は本当に心に悪いのでしょうか?実は、「単に散らかった部屋」と「そうでない部屋」には、違いがあります。 クリエイティブな生き方をしている人の机の上は、「散らかっている」のではなく、特定の位置にモノや情報が「ちりばめられている」のです。無造作にモノが積み重なっている、つまり散らかっているのと、「右手前には、気になる雑誌のページを開いて、いろいろ積み重ねている」「あの人に関する資料は机の左奥」などと意図してその場所に置かれているのとでは、まったく違います。ですから、パートナーの書斎や子どもの机の上を、親切心からそうじしようとして、本人に怒られた経験がある人もいると思います。リビングやダイニングなどの共有スペースはともかく、個人の部屋、特に机の上については、こちらが見て「散らかっている」と思っても、大目にみてあげることも大切なのかもしれませんね。しかし、たとえばベッドのまわりの手が届く場所に、モノが無造作に散らかっているのは、感心できません。これは「面倒だから」「片づける気力がないから」ということなのでしょうが、寝る場所で手を伸ばしたところにいろいろなモノを置くのは、「ひきこもり」の前兆ともいわれています。机のような「クリエイティブな場所」のまわりにモノをちりばめるのと、ベッドのように「休息する場所」にモノが散乱しているのとでは、まったく意味が違ってくるのです。 では、すべてを片づけていればいいかというと、見た目がスッキリしていても、「棚に押し込んでいるだけ」というのでは意味がありません。「なぜ、そこにしまっているのか」はっきりした意図もなく、ただモノを押し込んでいるだけでは気持ちもスッキリせず、モノの死蔵、収納スペースのムダにもつながります。どこに、どんな意図をもってモノを置いているのかがポイントになるのです。

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