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賃貸住宅管理システムとその留意点を押さえておこう

2017年6月29日「木曜日」更新の日記

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 不動産管理会社が賃貸住宅の管理を受託する場合、よく耳にする言葉として「家賃保証」とか「サブリース」「管理代行」といったものがある。また、純粋に管理業務のみを行う場合と、管理物件に空室が生じた場合に直接自社で入居者の募集業務まで行う場合がある。  このように、一言で不動産管理業務と言ってもその幅は広く、それぞれが違ったサービスのように見受けられるかもしれないが、いずれも言葉の定義が曖昧なため、不動産管理会社によって適当な言葉を使い分けている感が否めない。 募集業務委託。  賃貸住宅に空室が発生した場合、次の入居者を募集するのが募集業務である。この業務を行うには、 仲介業者として宅地建物取引業の免許が必要であるため、何ら免許がいらない賃貸不動産管理業と比べると、広義の管理業務とはいえ、全く性質の異なる業務と言えるだろう。  もちろん、管理会社の中には、宅地建物取引業の免許を併せ持ち、管理業務の1つとして募集業務委託を受けている場合もあるが、会社としての軸足を募集業務に置いているのか、それとも管理業務に置いているのかで、オーナーに対する立ち位置は自然と異なってくる。  例えば、募集業務では賃貸契約の成立が報酬につながるため、入居審査をある程度甘くしてでも契約優先と考えるのが自然だが、管理業務では家賃滞納や近隣トラブルを回避することが重要となるため、入居審査を厳しくしたいと考えるのが自然だ。つまり、募集業務と管理業務を両立させようと思うと、審査基準でジレンマに陥る可能性がある。  そこで、管理会社としてのスタンスを明確にするため、募集業務は外部に委託するといったシステムをとる管理会社もある。

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