駐車場経営
2017年6月21日「水曜日」更新の日記
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駐車場経営は、青空駐車場と施設などの建築が伴う立体駐車場に大別することができる。いずれも「借地借家法」の適用がないため、法的な問題が少なく、地主の都合による用途変更が容易である点が特徴と言える。
また、車の出し入れが容易な接道条件を満たしていれば、立地条件にこだわらず事業として行える点も魅力的だ。時間貸しか月極か、営業形態を上手に使い分ければよいからである。例えば、商業施設が多い場所など不特定多数の人が集まりやすい立地では、収益性の高い時間貸しを、住宅地であれば安定した収益力のある月極を優先的に考えるなど、立地の特性を十分に活かすことができる。
『資産としての柔軟性が高い青空駐車場』
青空駐車場の場合、用途変更や売却、相続時の物納財産に充てるなど、資産としての柔軟性が高い点がメリットであり、将来にわたる資産の使途に不確定要素が多い場合に有効だ。一方で自走式となるため、収益性を考慮すると、ある程度の敷地面積が求められる点がデメリットだろう。
立体駐車場の場合、機械式(タワーパーキング等)と自走式(建物型等)に大別されるが、機械式にすれば狭い敷地面積でもある程度の収益を確保す
ることができる点にメリットがある。
どちらも、その管理・運営には専門業者がいるため、未経験者であっても心配はいらないが、高額な初期投資を必要とする立体駐車場経営では、将来にわたる十分な市場性の有無を慎重に検討する必要がある。
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