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創意工夫する余地を残し豊かな住生活をライフステージに合わせて創造する

2017年5月25日「木曜日」更新の日記

2017-05-25の日記のIMAGE
ふり返るとこれまでの住宅は、日本人の勤勉さ・真面目さが少々災いしてか、作り手も使い手もかなり完璧なものを求めすぎたか、その時がすでに完成形で固定化されたもの造りの産物であったような気がします。なので、時代の変化に対応できない、または対応できていないように見えてしまうのではないでしょうか?創意工夫する余地を残すこと、可変性をもたせることが、豊かな住生活をライフステージに合わせて創造することなのではないでしょうか!生活に合わせて全てを作り変えることではなく、一部(例えば空間)を作り変えることで創意工夫をした生活をするということではないでしょうか!そして創意工夫した数だけ豊かになれるのではないでしょうか!<世代を超えて継承される価値とは>難しいですよねぇ……。価値も価値観も変わりますからねえ。(私と2人の息子とも全然違います〈笑〉)利用価値を見出すことによって人をつなぎ、想いをつなぎ、時間をもつないでいくことになる佃人主義的価値は絶対に継承されませんねえ。(押し付けにしかなりませんから!)世代を超えて継承される価値とは"美"ですかねえ……。(美しいものは皆すきですからねえ〈笑〉)200年住宅ビジョン提言12、良好なまちなみの形成・維持に対する意識改革が望まれます。"美"とは、住環境・地域を含めた、まちなみ・風景まで含めなければなりません。かつて行政による都市計画も、民間主導による都市再生プロジェクトも成し遂げられなかった壮大なテーマではありますが私が見てきた限り、私たち個人も少し公共性の意識が低すぎたと思います。ある地域では煩雑としたまちなみ(風景)となり、またある地域では閑敗としたまちなみ(風景)となってしまい、私たちの思い出も薄れはじめています。これまで壊し続けた時間の何倍もの時間がかかるとは思いますが、まず私たちが第一歩を踏み出さなければならないのです。自らを開放し、周囲に配慮し、ほんの少し地域に貢献する意識を付加し、相乗効果の恩恵を期待してみてはいかがでしょうか?これからもご一緒に考えてまいりましよう。

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