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既存住宅購入者アンケート

2017年4月7日「金曜日」更新の日記

2017-04-07の日記のIMAGE
「既存住宅購入者アンケート」によりますと、既存住宅を購入した理由で、「良質な物件だったから」と答えた方が5割弱となっています。つまり、既存物件購入者の半数近くの人が、良質な物件だからこそ既存住宅を購入するに至ったということになります。例えば、バブル期ピークの1990年頃の物件は、設置されている設備のグレードがやたらと高く、玄関口の床壁や厨房・洗面台の天板などに大理石がふんだんに使われていたものが多くありました。しかし、現在これらの物件がマーケットに出てきた時には、ハイグレードの建物仕様が評価されて価格が決まるわけではなく、場所や立地条件のほうがはるかに重視されていますので、目に付いた検討物件にこのようなものが含まれていれば、「お得」ということになります。現在、質の高い新築住宅が、低金利の後押しもあり毎年大量に販売されてきています。これらの物件はすべて既存売却物件の予備軍であり、特にマンションはここ10年来、新築物件の供給がとても増えた影響もあって、建築されてから5年以下の既存マンションの成約件数は増加してきています。全国でレインズに登録された売却物件数も、10年前に比べて5割増えてきており、自分に合ったものを選択しやすくなってきていることを裏付けています。売出し物件は日々マーケットに出てきています。レインズの首都圏のデータによりますと、売却物件として登録される数は、首都圏の1都3県で毎日約1,200件ずつ、近畿圏の1府5県で毎日約570件、全国では約3、000件ずつということです(2007年実績)。特に、毎年春の3月、4月と秋の10月は登録数が多めということです。既存住宅を選ぶ際には、これらの情報の中から、自分の希望に合うものが確実に自分のところへ情報として流れてくるように、不動産会社に希望内容を細かく確実に伝えておくことが重要です。「良質な住宅」とはどういうものかということを考えると、それぞれの人が判断することですから、答えが一つということは考えられません。まだ誰も住んでいない新品という点に強い魅力を感じる人は、新築住宅を購入するしかありませんが、そもそも住宅というものは、場所・環境・建物の間取りや質に加え、そこに住む一人ひとりの生活ということも考えて選ぶものです。ですから、単に新築だからということだけで選択するというのは、決して良い選び方とは言えないのです。

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