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安定した需要が見込めるワンルーム

2017年3月13日「月曜日」更新の日記

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それでは、需要という点ではどうでしょう?いくら投資効率のよい物件を手に入れても、入居者がいなくてはマンション経営が成り立ちません。バブルで宅地不足が深刻化していた首都圏を中心とする大都市圏では、その後、生産緑地法の改正などもあり、農地の宅地化が急激に進みました。そうしたなか、都市近郊で農家を営んでいた人たちのなかには、田畑を潰してアパートーマンション経営に乗り出す人も大勢いました。そのターゲットは都心部に通勤するサラリーマンたち。いわゆるファミリー向けのアパートーマンション経営です。しかし、バブル崩壊後の平成不況のなかで新築マンションの価格も下落。その一方で低金利時代を迎えて、都心部のマンション建設ラッシュに拍車がかかります。その結果、サラリーマンでもより通勤に便利な都心部に近い場所に、新築マンションを持てるようになったのです。こうして人口の都心回帰現象が進むなか、近郊のファミリー向け賃貸アパートーマンションには空室が目立つようになります。そうした傾向は、今なお続いているというのが実情です。それではワンルームマンションはどうかというと、もともと独身者を対象としているため、ファミリー向けアパートーマンションのように入居者が持ち家に走る割合は極端に少ないといえます。また、ワンルームマンションの入居者のなかで大きな比重を占める学生は、毎年新たな。需要を生み出します。さらに近年は晩婚化が進み、結婚をしないOLやサラリーマンも増えています。同時に離婚する人が増え、一人暮らしをする人の割合はますます高まるばかりです。都心回帰が進むなか、ワンルームマンションの需要はむしろ増えているのです。これからもこうした傾向は続くものと思われます。都会で一人暮らしをする人の数は増えることはあっても減ることはないでしょう。ワンルームマンションの需要は、今後も確実に増えていくに違いありません。また、不景気といわれる今日でも、人間はどこかに住まなくてはなりません。ワンルームマンション以下というと、風呂なし、共同トイレの家ということになります。これでも東京都内では、家賃が三万~四万円します。これ以下となると、路上生活しかありません。したがって、ワンルームマンションというのは、人間が一般的に社会生活するには最低の住まいです。ということは、不景気であるほど皮肉なことに、需要は増すということになります。

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